2ヶ月以上前だが、キャナルシティ博多5Fラーメンスタジアムに「大明担々麺」が入った。
ラーメンスタジアム(通称:ラースタ)は、「新横浜ラーメン博物館」のコンセプトを踏襲し、2001年12月にオープンした「ラーメンのテーマパーク」である。
現在、営業している店舗は8軒、連日国内のみならず、海外から訪れた多くの麺好き野郎で賑わっている。
これまで全国からラースタに登場したのは、合計で91店舗。
その大半が、いわゆる日本食としてのラーメン店だが、「大明担々麺」は珍しく中国四川料理のお店である。
で、「四川料理」とは何か。
お店のHPを見ると、以下の説明があった。
・・・・・
ざっくり言うと、中国四川省の郷土料理を指し、一般的には「川菜(チュアンツァイ)と呼ばれている。
食材は主に野菜、鳥獣肉、穀類で、唐辛子や山椒、豆板醤などの香辛料や調味料で、様々な味付けが施される。
よって、四川料理は「酸っぱい、甘い、苦い、辛い、塩辛い」の5つの味を堪能できると言われる。
麻婆豆腐や麻婆茄子、回鍋肉、棒棒鶏、エビチリ、酸辣湯、そして担々麺など、我々は普通に中華料理と呼んでいるが、実はすべて四川料理である。
オーナーである朱大明氏は、中国広東省でレストラン業を開始した後、1996年に四川省の担々麺を日本に持ち込んだ。
現在は、福岡で担々麺や火鍋のレストランを複数店舗経営、地元ではすっかりその名前も定着した感がある。
「担々麺」って、ちょっと可愛い名前だが「坦々」は中国語で「ダンダン」と読み、本来の意味は「天秤棒」である。
今から150年以上前、ある行商人が、天秤棒に道具をぶら下げ、担いで麺料理を売り歩いたことからこの名前がついたと言う。
まさに、庶民の味。
今回は、満を持しての「ラースタ登場」である。
博多住吉で、あの赤い赤いスープが味わえるのは、なんとも感慨深い。
麻婆担々麺が、めっちゃ辛いのよ。
それに水餃子がね~、合うのよ。
【外部リンク】